ものづくり補助金とは
ものづくり補助金とは中小企業を対象にして、製造業の競争力向上や技術開発の促進を支援するための補助金制度です。経済産業省をはじめとする関係機関が実施しており、新製品開発や生産性向上、生産設備の導入など、ものづくりに関する様々な取り組みを支援するものです。
正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」であり、名称のとおり製造業のみならず商業・サービス業者も対象とする補助金です。補助金額は100万円~最大1億円であり、条件によって異なります。
採択率は平均して50%程度、2社に1社が採択されています。
事業再構築補助金との違いは?
参考
要件 | ものづくり補助金 | 事業再構築補助金 |
---|---|---|
前提条件 | 革新的なサービス開発・生産プロセスの省力化で生産性を向上する事業 | これまでの事業分野と異なる「新事業による再構築」が必須 |
補助金額の規模(申請枠や従業員数で変動) | 上限:750万円~1億円程度 | 上限:2,000万円~8,000万円程度 |
補助対象経費 | 機械装置費、システム構築費、外注費、専門家経費等 | 建物費(新築・改装)、機械装置費、システム構築費、広告費等 |
事業実施の期間 | 採択発表から12か月以内(交付決定から10か月以内) | 採択発表から14ヵ月以内(交付決定から12か月以内) |
経費発注の時期 | 採択決定後の交付決定前に発注は不可 | 事前着手申請で申請前に発注が可能(一部不可の申請枠あり) |
売上減少の要件 | 売上減少の要件はなし | 売上減少を要件とする申請枠がある |
賃上げ等要件 | 年率で1.5%以上の賃上げ及び最低賃金の要件あり | 賃上げは必須要件ではない |
採択支援実績
業種 | 導入設備 |
---|---|
自動車関連サービス業 | 三次元測定機、修正機 |
林業 | 運搬用ドローン |
個人サービス業 | デジタルプリンター |
法人サービス業 | 自動化システム導入 |
申請支援の流れ
Flow
1 お問い合わせ
ものづくり補助金の申請に関してお気軽にお問合せください。
ご不明点のお問い合わせは、電話・メール・専用フォームからご連絡ください。
2 無料相談・ヒアリング
事業内容や購入設備、実施体制など事業に関してヒアリングいたします。
ヒアリングはZOOMで対応しております。対面をご希望の場合はご相談ください。
ご準備いただきたいものはお問い合わせいただいた際にお伝えいたします。
3 ご契約
ヒアリング時に、弊社が提供するサービス内容を説明させていただきます。
サービス内容にご納得いただければご契約となります。(ご契約後に着手金のご入金をお願いしております。)
4 申請書類作成の支援
弊社のこれまでの経験・知識を駆使し、審査時の評価や加点を考慮した申請書作成を支援いたします。
また、必要に応じてお客様とのヒアリングを追加で行わせていただきます。
5 電子申請手続き
作成した申請書等を使用して補助金の申請手続きが必要です。
インターネットによる申請手続きになりますが、インターネット操作が不安な方でも弊社がサポートしますのでご安心ください。
6 採択発表
補助金HP上に採択結果が発表されます。また、結果はお客様先にもメールで通知されます。
無事に採択されれば、採択後のお手続きを経て事業開始に移ります。(採択成功報酬のご入金をお願いいたします。)
7 交付申請の支援
採択後には、補助金対象の費用を確定するために交付申請手続きが必要です。
業者様から発行されたお見積り等の書類を使用し、交付申請の支援をいたします。
交付決定されるまで支援いたしますので、ご安心ください。
8 実績報告の支援
補助対象とした費用について、補助金の入金を受けるためには実績報告という手続きが必要です。
実績報告書の作成や、多くの経理書類の整理等煩雑な作業を伴います。
弊社の経験により、円滑に手続きが進むようサポート可能ですのでご相談ください。
9 アフターフォローについて
補助金の獲得はゴールではなく、ご事業の始まりであり、ここからが大切で大変な時期となります。
補助金の支援のみならず、弊社が得意とする資金調達等の資金繰り支援を中心とした顧問契約を提案いたします。
事業のご成功を真のゴールとして、伴走支援いたします。