「銀行融資」今日は顧問先への定例訪問日でした

こんにちは、今日は顧問先の定例訪問日でした。

 

本日の相談内容の中心は、資金繰り支援の一環である銀行融資に関する相談でした。訪問先企業は、複数の地元金融機関と取引をしており、常に複数行に対して資金調達の相談をしています。

 

当社は、「融資相談は常に複数行に対してする」ことを提案しています。

これには主に以下のメリットがあります。

 

①調達成功率UP

当たり前ですが、融資相談をする金融機関が多ければ多いほど、融資を受けられる可能性は上がります。また、1行だけでは希望の融資金額に届かない場合、複数行で分散して調達する、という方法も取れます。

 

②資金調達までの期間が短縮できる

「まずはA銀行に声をかけて、断られたらB銀行に声をかけよう」

というように、順番に相談をしているとA銀行に断られた場合、時間がロスになります。

 

③競争意識による融資条件の良化

これは、金融機関の融資姿勢にも左右されますが（融資に消極的な場合は効果は弱い、もしくは効果ない）、金融機関も営利企業であり、競合他行が存在することから、一定の効果が期待できます。

金融機関内部の融資決裁に関する文書には、「他行競合上」という文言がよく登場します。

使われ方としては、「他行競合上金利は〇〇％で対応したい」とか「他行競合上、本融資を実行しシェアを維持したい」とかです。

 

当社では、上記メリットを意識して銀行対応に関するコンサルティングをしています。

複数行に対して融資相談をすると、相談が進むにつれて「A銀行から融資条件の回答がきた」や「B銀行には融資を断られた」とか状況が変化し、経営者は銀行対応に悩むこともあります。

 

状況の変化の中で、より良い条件で資金調達できるようにアドバイスしながら、伴走支援をしています。