「事業再構築補助金」次回11回の公募が開始されました【2023年10月6日締切】

こんにちは、台風7号が近づいてきます。名古屋には明日15日に最接近しそうですね。

 

さて、8月10日に事業再構築補助金の11回公募が開始されました。

前回の10回締切から1か月以上期間が空いたので、次はまだかとヤキモキされていた方も多いことでしょう。

 

11回公募のスケジュールは以下の通りです

 

電子申請の開始日：未定（今後発表）

締め切り日：令和5年10月6日

採択発表日：令和5年12月下旬～令和6年1月上旬頃

 

今回11回の公募要領を読み込んで、前回10回の内容と比較しました。

申請にあたって少し注意が必要な変更点は以下の通りです。

 

（１）サプライチェーン強靭化枠がなくなった

前回10回公募に設定された「サプライチェーン強靭化枠」が11公募ではなくなったようです。

こちらの枠で申請を考えていた事業者様は注意が必要です。

 

（２）観光農園等のうち、栽培にかかる経費が「補助対象外」として明記

事業再構築補助金の大前提として、新たに取組む事業が、農業・林業・漁業の「１次」産業の場合は対象外です。

 

サービス業の観光農園は３次産業なので対象となりますが、経費の中でも「１次産業」に該当する部分は対象外となります。

 

農作物として「りんご」を例として挙げると、

 

【事業内容】

りんご栽培をする事業→１次産業→対象外

りんごを加工しジャムを作る事業→２次産業→対象

りんご狩りサービスの事業→３次産業→対象

 

【対象経費】

りんごを栽培するための機械等→１次産業用→対象外

りんごを加工してジャムを作るための機械→２次産業用→対象

りんごを加工したデザートを提供する店舗費用→３次産業用→対象

 

上記のように観光農園を新事業とする場合、補助金の対象となるもの、ならないものが混在します。

 

 

 

他にもいくつか変更点はありましたが、私が気になったことは以上となります。

補助金申請にあたって参考になればと思います。