(その1)「事業再構築補助金」で建物や内装工事を申請する際の注意点について
2023/08/10
こんにちは、台風が2つ発生し、7号の方は東海地方にも接近しそうで心配です。
今日は、事業再構築補助金で「建物費」を申請したい、との相談を受けました。
新事業を行う上で、「建物を新築したい」「内装工事が必要」というケースは多く、当社のこれまでの事業再構築補助金支援実績の9割以上は「建物費」の申請がありました。
申請時に必ず説明している注意点は以下の通りです。
注意点はいくつかあり長い文章になるので、何回かに分けて解説いたします。
<「専ら」補助事業のために使用される必要がある>
補助金公募要領の「建物費」の箇所に「専ら」という記載がある通り、補助事業のため「だけ」に使用されるものが補助金の対象となります。
例として、よく問題となるのが、「事務所の内装工事がしたい」、というケースです。
新事業のために事務所が必要で補助金を申請し、その事務所を既存事業でも使用するのはダメです。
新事業で使用する部分しか補助金が下りなかったり、既存事業と新事業の使用割合を客観的に説明できなければ補助金が0、ということもあり得ます。
建物費に関わらず、補助金対象経費の目的外使用は不可です。既存事業で使用することは「目的外使用」となります。注意が必要ですね。
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