【銀行融資支援】顧問先から「不動産担保」に関する相談を受けました

こんにちは、名古屋を中心に東海三県で経営コンサルティングをしている、株式会社TCFコンサルティング代表の渡辺です。

 

当社は、資金繰り支援の一環として、「銀行融資」に関する対応方法のアドバイスも行っています。

 

昨日、顧問先企業様から「取引銀行から不動産担保の提供を求められている。どのように対応したら良いだろうか？」という相談がありました。

 

金融機関から融資を受ける際に、不動産担保の提供を求められることがあります。

融資の5原則の一つである「安全性の原則」に基づき、返済が滞った時のための債権保全のためです。

 

ここまでは、通常の銀行対応でよくある内容なのですが、今回の相談はイレギュラーな内容でした。というのも、取引銀行は不動産担保提供「のみ」を依頼してきたのです。

 

通常、不動産担保提供は融資を受ける際の条件として同時に行います（根抵当権を設定し、その根抵当権設定額の範囲で反復的に融資を受けることもありますが、こちらの説明は割愛します）。

 

今回の取引銀行の申出のように、新規融資の条件としてではなく、担保提供「のみ」を求めている場合は、特に慎重に対応する必要があります。

 

次回、顧問先企業様と取引銀行担当者との面談に私も同席をして、取引銀行の説明を聞いたうえで、社長と共に今後の対応方法を検討していくことになりました。

 

当社では、上記のように取引銀行との関係性を重視したコンサルティングをしています。

取引銀行との関係は今後の融資条件を左右します。状況の変化の中で、より良い条件で資金調達できるようにアドバイスしながら、伴走支援をしています。