「事業再構築補助金」11回の公募要領が再度改訂されました【令和5年9月8日】

9月8日に事業再構築補助金11回の公募要領が再度改訂されました。

これで公募開始から計4回改訂されたことになります。

 

ちなみに公募開始時と１・2回目、3回目の改定時の記事は以下のリンクです。

 

「事業再構築補助金」次回11回の公募が開始されました【2023年10月6日締切】

 

「事業再構築補助金」11回の公募要領が改訂されました【令和5年8月22日】

 

「事業再構築補助金」11回の公募要領が再度改訂されました【令和5年8月30・31日】

 

 

本記事では、4回目の改訂において特に重要と感じたポイントを紹介します。

 

 

【最低賃金枠の採択率優遇撤廃と加点項目の追加】

 

改訂前まで記載のあった以下の文言が消されていました。

 

「【最低賃金枠】は、加点措置を行い、【物価高騰対策・回復再生応援枠】に比べ採択率において優遇されます。」

 

代わりに、公募要領53Pに以下の加点項目が追加されました。

 

【事業場内最低賃金引上げを実施する事業者に対する加点】

　　※最低賃金枠が対象

⑩　事業計画期間終了までの間、事業場内最低賃金を以下の水準とすること（水準が高いほど追加で　　　

　　加点）。

　　　　1.地域別最低賃金より＋30円以上　

　　　　2.地域別最低賃金より＋50円以上

 

これまでの最低賃金枠における無条件での採択率優遇が無くなり、代わり賃上げをすれば加点で優遇する、というインセンティブ的な制度に変わりました。

 

 

他にもいくつか改訂ポイントはありましたが、特に重要と感じたことは以上となります。

補助金申請にあたって参考になればと思います。