「ものづくり補助金」次回16次の公募が開始されました【2023年11月7日締切】
2023/08/01
こんにちは、
さて、先月28日にものづくり補助金の次回公募が開始されました。
前回15次の申請締切である7月28日に次回の16次が開始され、公募要領もHPに掲載されています。
16次公募のスケジュールは以下の通りです
電子申請の開始日:令和5年8月18日
締め切り日:令和5年11月7日
採択発表日:令和6年1月中旬頃
締切までまだ3ヵ月以上ありますが、「事業継続力強化計画」の加点取得には45日程度要することもあり、早めの準備が必要です。
今回の16次の公募要領を読み込んで、前回15次と比較しましたが、特に大きな変更は無いようでした。
なお、申請にあたって少し注意が必要な変更点は以下の通りです。
(1)採択を受けた権利を交付決定前に他社に承継することは不可能なことが明記
これは、補助金が採択された後の話になりますが、16ページに上記が明記されました。つまり、交付申請は必ず採択を受けた企業が行う必要がある、ということです。そして、交付決定後に承継させる場合には事務局の承認が必要です。
事業譲渡や会社分割等の事業再編を検討している企業は申請際し注意が必要ですね。
(2)システム構築費について採択後「仕様書等」の提出が求められる可能性が追記
これも、補助金が採択された後の話になりますが、23ページの補助金対象経費の留意事項の欄に追記されました。
採択後の交付申請時には通常「見積書」を提出しますが、システム開発等の補助金を申請する場合には「見積書」だけでなく「仕様書等」の提出が必要な場合があるということです。
これは、「見積書」の内容だけでは価格の妥当性が判断しづらい場合の対応かと思います。「仕様書」や「要件定義書」等のより詳細な資料を提出させて、補助金額が妥当であるかの確認があるということですね。
他にもいくつか変更点はありましたが、私が気になったことは以上となります。
補助金申請にあたって参考になればと思います。
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