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資金繰り支援の一環として顧問先企業様の「資金繰り表」を更新しました

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資金繰り支援の一環として顧問先企業様の「資金繰り表」を更新しました

資金繰り支援の一環として顧問先企業様の「資金繰り表」を更新しました

2023/07/31

こんにちは、名古屋は今日も暑いですが、雲があるので日差しが和らぎますね。

 

今日は、毎月訪問して資金繰り支援をしている、顧問先企業様の資料を作成しました。

 

毎月訪問時に持参する資料はいくつかあるのですが、その中でも当社のコンサルティングの基本となり最も重要な資料が「資金繰り表」です。

 

期初に作成した資金繰り表の数字は常に変動していきます。

当社では約1年間分の資金繰り表を作成し、毎月コンサルティングをしています。将来の現預金の推移を把握するために使用するのはもちろんですが、もう一つ重要な使い方があります。

 

それは資金繰りの「予実管理」です。

 

取引先から月次試算表の開示を受けると、貸借対照表と損益計算書の数値を資金繰り表に転記して実績数値に更新します。そうすることで、予算と実績の差異を明確にして分析を行います。

 

・売上が目標以上に増加して、現預金が予算より増加した。

・人件費が当初想定よりも増加せず、現預金が予算より増加した。

等の資金繰り上プラスの差異もあれば

 

・特定月の商品仕入金額が予定以上に増加し、一時的に現預金が予算より減少した。

・当初予測していなかった、設備の修繕があり、現預金が予算より減少した。

等の資金繰り上マイナスの際も発生します

 

資金繰りはあくまで「予想」なので正確に予測することは困難です。

ただ、現預金の増加・減少という予算との差異が発生した時に、その原因を把握することが大切です。

特に、その差異が一時的なものなのか、継続的なものなのか、経営上ポジティブなものなのか、ネガティブなものなのか、を経営者に理解してもらうように当社は説明をします。

現預金が増えても油断せず、減少しても不安にならないように早期に対策を提案する。そのためのツールとして「資金繰り表」を活用しています。

 

 

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