「事業再構築補助金」11回の公募要領が改訂されました【令和5年8月22日】
2023/08/26
8月22日に事業再構築補助金11回の公募要領が改訂されました。
11回の公募自体は8月10日に開始され、以下の記事で前回10回からの変更点を紹介しております。
「事業再構築補助金」次回11回の公募が開始されました【2023年10月6日締切】
事業再構築補助金は、締め切りまでに公募要領が度々改訂されますので、申請を検討している場合は自社にとって重要な改訂ポイントがないか都度確認することが大切です。
以下に、私が重要と感じた改訂ポイントを紹介します。
【事業計画書作成において、顔写真等の掲載が制限された】
公募要領44ページ(事業計画作成における注意事項)に以下の文言が追加されました。
「※事業内容に直接関係のない不必要な個人情報(社長、役員、従業員及び顧客の顔写真等)は掲載しないでください。」
社長や従業員等の顔写真が事業内容に直接関係することはまず考えられません。
そのため、これら顔写真を事業計画書に掲載する狙いは主に以下の2点かと思います。
①事業計画書を読む人(審査員)に親近感やリアリティを感じてもらうため
スーパーの生鮮食品に生産者の顔写真が掲載されているのと似ていますね。
➁文章の合間に写真を挿入することで、事業計画書を読みやすくするため
文字ばかりの事業計画書は非常に読みにくいです。
顔写真等の掲載は、上記効果を狙う上では有効でしたが、公募要領で制限された以上は素直に従うことが賢明です。
対策としては、顔写真等の代わりに、人以外の会社の写真(事務所外観・内観、主力商品、ロゴ等)を掲載することが有効です。これらの写真を掲載することで、事業計画に親近感やリアリティを感じてもらえると思います。
他にもいくつか改訂ポイントはありましたが、特に重要と感じたことは以上となります。
補助金申請にあたって参考になればと思います。
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