【事業再生支援】顧問先企業の経営計画モニタリングについて

こんにちは、名古屋を中心に東海三県で経営コンサルティングをしている、株式会社TCFコンサルティング代表の渡辺です。

 

今日は、経営改善計画のモニタリングについての記事になります。

 

ある顧問先企業は、2年前に金融機関からの求めに応じて経営改善計画を策定しています。弊社が計画の策定支援を行い、策定後のモニタリング（進捗管理）をしています。

 

先日、顧問先企業の決算申告が完了し、計画の達成状況について社長と共に確認をしました。

結果は、売上高・営業利益ともに計画達成となり、簡易的なキャッシュフローである税引前当期純利益＋減価償却費についても計画数値を上回っていました。

 

事業再生支援の中でも、資金繰りの改善を中心に支援してきたため、上記のキャッシュフローの改善は特に嬉しい結果となりました。

 

キャッシュフローの改善は返済能力の改善となり、金融機関の目線からしても、融資判断上重要なポイントなので、社長に大変喜ばれました。

 

目標達成の一番の要因は、販売単価の見直しでした。

利益を維持・向上させるために必要なことですが、当然相手がいることなので単価の見直しは簡単ではありません。

社長が悩みながらも、単価の見直しを実現できたことは大きな成果であり、素晴らしいことだと思います。

 

経営改善計画の2期目が終了しましたが、すでに3期目が始まっています。3期目以降も目標達成できるように、伴走支援を継続していきます。